管子 / 宙合
「大揆度儀,若覺卧,若晦明」,言淵色以自詰也。静默以審慮,依賢可用也。仁良既明,通於可不利害之理,循發䝉也。故曰:「若覺卧,若晦明,若敖之在堯也。」
新字:「大揆度儀,若覚卧,若晦明」,言淵色以自詰也。静黙以審慮,依賢可用也。仁良既明,通於可不利害之理,循発䝉也。故曰:「若覚卧,若晦明,若敖之在堯也。」
書き下し
「大いに度儀を揆るに、覺むるが若く卧すが若く、晦きが若く明るきが若し」とは、色を淵くして以て自ら詰るを言うなり。静默して以て慮を審らかにし、賢に依りて用う可きなり。仁良既に明らかに、可不利害の理に通じ、發蒙に循うなり。故に曰く「覺むるが若く卧すが若く、晦きが若く明るきが若く、敖の堯に在るが若し」と。
現代語訳
「大きく物差しをはかるときは、目覚めているようで眠っているようであり、暗いようで明るいようである」とは、顔つきを深くして自分を問いただすことを言う。黙って考えを細かく検め、賢い者に拠って用いることができる。仁と良さがすでに明らかで、できるかできないか、利か害かの理に通じ、蒙をひらくことに従う。だから「目覚めているようで眠っているようであり、暗いようで明るいようであり、敖が堯のもとにいたようである」という。
解説
大きな判断のときの構えを説いた短い段です。目覚めているようで眠っているよう、暗いようで明るいよう。どちらとも決めつけない姿勢を、顔つきを深くして自分を問いただす、と読み替えました。黙って考えを検めるのは、そのあいだに賢い人に拠るためでもある。判断が大きいほど、まず自分を疑う時間を取る、という段です。
この章句が説くこと
大いに度儀を揆るに覚むるが若く卧すが若く晦きが若く明るきが若し色を淵くして以て自ら詰る静黙して以て慮を審らかにし賢に依りて用う可きなり可不利害の理に通ず判断自問
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