管子 / 乘馬
方六里命之曰暴,五暴命之曰部,五部命之曰聚。聚者有市,無市則民乏五聚命之曰某鄉,四鄉命之曰方,官制也。官成而立邑。五家而伍,十家而連,五連而暴,五暴而長,命之曰某鄉,四鄉命之曰都,邑制也。邑成而制事。四聚為一離,五離為一制,五制為一田,二田為一夫,三夫為一家,事制也。事成而制器。方六里為一乘之地也。一乘者,四馬也。一馬,其甲七,其蔽五。四乘,其甲二十有八,其蔽二十,白徒三十人奉車兩,器制也。
新字:方六里命之曰暴,五暴命之曰部,五部命之曰聚。聚者有市,無市則民乏五聚命之曰某鄉,四鄉命之曰方,官制也。官成而立邑。五家而伍,十家而連,五連而暴,五暴而長,命之曰某鄉,四鄉命之曰都,邑制也。邑成而制事。四聚為一離,五離為一制,五制為一田,二田為一夫,三夫為一家,事制也。事成而制器。方六里為一乗之地也。一乗者,四馬也。一馬,其甲七,其蔽五。四乗,其甲二十有八,其蔽二十,白徒三十人奉車両,器制也。
書き下し
方六里、之を命じて暴と曰い、五暴、之を命じて部と曰い、五部、之を命じて聚と曰う。聚には市有り、市無ければ則ち民乏し。五聚、之を命じて某鄉と曰い、四鄉、之を命じて方と曰う、官制なり。官成りて邑を立つ。五家にして伍、十家にして連、五連にして暴、五暴にして長、之を命じて某鄉と曰い、四鄉、之を命じて都と曰う、邑制なり。邑成りて事を制す。四聚を一離と為し、五離を一制と為し、五制を一田と為し、二田を一夫と為し、三夫を一家と為す、事制なり。事成りて器を制す。方六里を一乘の地と為すなり。一乘なる者は、四馬なり。一馬は、其の甲七、其の蔽五。四乘は、其の甲二十有八、其の蔽二十、白徒三十人車兩を奉ず、器制なり。
現代語訳
六里四方を暴といい、五つの暴を部といい、五つの部を聚という。聚には市場がある。市場がなければ民は物に窮する。五つの聚を郷といい、四つの郷を方という。これが役所の制である。役所が定まって邑を立てる。五家を伍、十家を連、五連を暴、五暴を長とし、これを郷といい、四郷を都という。これが邑の制である。邑が定まって事を制する。四つの聚を一離、五離を一制、五制を一田、二田を一夫、三夫を一家とする。これが事の制である。事が定まって器を制する。六里四方が一乗分の地である。一乗とは四頭の馬である。馬一頭につき甲七、盾五。四乗なら甲二十八、盾二十、白徒三十人が車二両に付き従う。これが器の制である。
解説
この章句が説くこと
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孫子・虚実篇夫れ兵の形は水に象る。水の行くは高きを避けて下きに趨く。兵の勝つは実を避けて虚を撃つ。
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孔子家語・相魯初め、魯の羊を販ぐ者に沈猶氏なる者有り、常に朝に其の羊に飲ませて以て詐る。市人に公慎氏なる者有り、妻淫にして制せず。慎潰氏有り、奢侈にして法を踰ゆ。魯の六畜を鬻ぐ者、之を飾るに儲価を以てす。孔子の政を為すに及びて、則ち沈猶氏敢えて朝に其の羊に飲ませず。公慎氏其の妻を出だす。慎潰氏境を越えて徙る。三月にして、則ち牛馬を鬻ぐ者価を儲えず、羊豚を売る者飾りを加えず。男女行く者、其の塗を別にし、道に遺を拾わず。男は忠信を尚び、女は貞順を尚ぶ。四方の客邑に至る者、有司に求めずして、皆帰るが如し。
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『管子』乘馬市なる者は、貨の準なり。是の故に百貨賤ければ則ち百利得られず、百利得られざれば則ち百事治まり、百事治まれば則ち百用節あり。是の故に事なる者は慮に生じ、務に成り、傲に失す。慮らざれば則ち生ぜず、務めざれば則ち成らず、傲らざれば則ち失わず。故に曰く、市は以て治亂を知る可く、以て多寡を知る可し、而して多寡を為す能わずと。之を為すに道有り。
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『管子』乘馬地なる者は、政の本なり。朝なる者は、義の理なり。市なる者は、貨の準なり。黄金なる者は、用の量なり。諸侯の地、千乘の國なる者は、器の制なり。五つの者、其の理知る可きなり、之を為すに道有り。
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『管子』乘馬方六里は、一乘の地なり。方一里は、九夫の田なり。黄金一鎰は、百乘一宿の盡くす所なり。金無ければ則ち其の絹を用う、季絹三十三、制して一鎰に當つ。絹無ければ則ち其の布を用う、經暴布百兩、一鎰に當つ。一鎰の金、百乘の一宿を食ましむれば、則ち市する所の地は六步一斗、之を命じて中歳と曰う。市有るも、市無きも則ち民乏しからず。方六里、之を名づけて社と曰い、邑有り、之を名づけて央と曰う、亦た關市の賦なり。黄金百鎰を一篋と為し、其の貨一穀籠を十篋と為す。其の商苟くも市に在る者三十人、其の正月・十二月に黄金一鎰、之を命じて正分と曰う。春に書比と曰い、立夏に月程と曰い、秋に大稽と曰い、民數の得亡を與にす。三歳に封を修め、五歳に界を修め、十歳に制を更む、經正なり。