管子 / 乘馬
地之不可食者,山之無木者,百而當一。涸澤,百而當一。地之無草木者,百而當一。樊棘雜處,民不得入焉,百而當一。藪,鎌得入焉,九而當一。蔓山,其木可以為材,可以為軸,斤斧得入焉,九而當一。汎山,其木可以為棺,可以為車,斤斧得入焉,十而當一。流水,網罟得入焉,五而當一。林,其木可以為棺,可以為車,斤斧得入焉,五而當一。澤,網罟得入焉,五而當一。命之曰地均,以實數。
新字:地之不可食者,山之無木者,百而当一。涸沢,百而当一。地之無草木者,百而当一。樊棘雑処,民不得入焉,百而当一。藪,鎌得入焉,九而当一。蔓山,其木可以為材,可以為軸,斤斧得入焉,九而当一。汎山,其木可以為棺,可以為車,斤斧得入焉,十而当一。流水,網罟得入焉,五而当一。林,其木可以為棺,可以為車,斤斧得入焉,五而当一。沢,網罟得入焉,五而当一。命之曰地均,以実数。
書き下し
地の食む可からざる者、山の木無き者は、百にして一に當たる。涸澤は、百にして一に當たる。地の草木無き者は、百にして一に當たる。樊棘雜り處り、民入るを得ざる者は、百にして一に當たる。藪の、鎌の入るを得る者は、九にして一に當たる。蔓山の、其の木以て材と為す可く、以て軸と為す可く、斤斧の入るを得る者は、九にして一に當たる。汎山の、其の木以て棺と為す可く、以て車と為す可く、斤斧の入るを得る者は、十にして一に當たる。流水の、網罟の入るを得る者は、五にして一に當たる。林の、其の木以て棺と為す可く、以て車と為す可く、斤斧の入るを得る者は、五にして一に當たる。澤の、網罟の入るを得る者は、五にして一に當たる。之を命じて地均と曰い、實數を以てす。
現代語訳
食えない土地、木のない山は、百でようやく一に当たる。涸れた沢も百で一に当たる。草木のない土地も百で一に当たる。いばらが入り混じって民が入れない土地も百で一に当たる。藪で鎌が入れるものは、九で一に当たる。木を材にでき車軸にでき、斧が入れる蔓山は、九で一に当たる。木を棺にでき車にでき、斧が入れる汎山は、十で一に当たる。網が入れる流水は、五で一に当たる。木を棺にでき車にでき、斧が入れる林は、五で一に当たる。網が入れる沢は、五で一に当たる。これを地均といい、実数で計る。
解説
この章句が説くこと
関連する章句
-
尚書・周官公を以て私を滅すれば、民其れ允に懷かん。
-
『呻吟語』内篇・應務・身を是非の外に置く其の身を是非の外に置きて、而る後に以て是非の中を折る可し。其の身を利害の外に置きて、而る後に以て利害の變を觀る可し。
-
『春秋左氏伝』僖公二十八年 侯獳、曹伯を救う晉侯疾有り。曹伯の豎侯獳(じゅこうじゅ)、筮史に貨して、曰はしめて曰く、「曹を以って解と為す。齊の桓公會を為して異姓を封じ、今君會を為して同姓を滅ぼす。曹叔振鐸は、文の昭なり。先君唐叔は、武の穆なり。且つ諸侯を合して兄弟を滅ぼすは、禮に非ざるなり。衛と偕に命じて、而して與に偕に復さざるは、信に非ざるなり。罪を同じくして罰を異にするは、刑に非ざるなり。禮は以って義を行ひ、信は以って禮を守り、刑は以って邪を正す。此の三者を舍てなば、君將に之を若何せん」と。公說び、曹伯を復し、遂に諸侯と許に會す。晉侯三行を作りて以って狄を禦ぐ。荀林父中行に將たり、屠擊右行に將たり、先蔑左行に將たり。
-
『重職心得箇条』第二条大臣の心得は、先づ諸有司の了簡(りょうけん)を尽くさしめて、是れを公平に裁決する所其の職なるべし。もし有司の了簡より一層能(よ)き了簡有りとも、さして害なき事は、有司の議を用いるにしかず。有司を引き立て、気乗り能(よ)き様に駆使する事、要務にて候。又些少の過失に目つきて、人を容れ用いる事ならねば、取るべき人は一人も無き之れ様になるべし。功を以て過を補はしむる事可也。又堅才と云ふ程のものは無くても、其の藩だけの相応のものは有るべし。人々に択(よ)り嫌いなく、愛憎の私心を去って用ゆべし。自分流儀のものを取り計るは、水へ水をさす類にて、塩梅を調和するに非ず。平生嫌ひな人を能(よ)く用いると云ふ事こそ手際なり。此の工夫あるべし。
-
『政談』武家旅宿の境遇を改むる事当時国大名の所換へは例なきことゝて、御譜代大名はかりに所替仰付けらるゝこと、是れ亦片つりにて宜しからさることなり、所替への物入りは凡そ十年の痛となると昔より申し伝ふるなり、是に依りて昔は所換には定まりて御加增あり、中頃は金を下され、近年其の沙汰なきことは上の御不勝手故なるへし、国持ち大名をは痛めすして、御譜代大名を痛むること何の道理とも弁へ難し、御老中なれは関八州の地へ所替をするも詮なきことなり、姫路兵庫淀郡山なと要枢の地なりとて幼少にてかゆることも、ふるきかたばかりを守りたるぶんにて詮なき事なり、幼少にても家老能く締まり武義を忘れすんは所換させすともよかるへし、成人なれはとて武義の心掛薄きは何の益もあるまし、
-
老子・第5章天地は不仁、万物を以て芻狗と為す。聖人は不仁、百姓を以て芻狗と為す。天地の間は、其れ猶お橐籥のごときか。虚しくして屈きず、動きて愈々出づ。多言なれば数々窮す、中を守るに如かず。

人生を、一行の式にしてみた。
志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。
本の中身を見る