人物志 / 效難
名猶口進,而實從事退。
新字:名猶口進,而実従事退。
書き下し
名は猶口より進み、実は事に従いて退く。
現代語訳
評判は口先だけで先に広まっていくが、実質はその人が携わった仕事の結果に伴って、遅れて明らかになる。
解説
評判というものは言葉によってあっという間に広まるが、実質はそれよりずっと遅れて、実際の仕事の結果を通してようやく姿を現すと劉劭は説く。話題になった評判をそのまま実力の証明として受け取ってしまうと、後になって実態との差に驚かされることがある。噂が先行しているときほど、実際の成果や日々の仕事ぶりという遅れて現れる証拠を待つ辛抱強さが、正確な判断を支える。
この章句が説くこと
評判の先行実質の遅れ成果