人物志 / 效難
淺美揚露,則以為有異。
新字:浅美揚露,則以為有異。
書き下し
浅美揚露なれば、則ち以て異有りと為す。
現代語訳
浅く目立つ美点が表に出て目立っていると、人はそれを非凡な才能があると思い込んでしまう。
解説
表面的に目立つ美点があらわに見えているだけで、人はそれを非凡な才能だと早合点してしまうと劉劭は戒める。話し方が達者で第一印象が良い人を、それだけで実力者だと見なしてしまう場面は、職場でも学びの場でも起こりやすい。目立つ美点は本物の才能である場合もあれば、単に見せ方がうまいだけの場合もあり、その見極めには時間と観察が要る。目立つものほど過大評価しやすいという傾向を自覚しておくことが、判断の歪みを減らす第一歩になる。
この章句が説くこと
表面的な派手さ誤認第一印象