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人物志 / 效難

知人之效有二難:有難知之難,有知之無由得效之難。

新字:知人之効有二難:有難知之難,有知之無由得効之難。

書き下し

人を知るの效には二難有り。知り難きの難有り、之を知るも效を得るに由無きの難有り。

現代語訳

人物を知り、その働きを見極めるには二つの難しさがある。一つはそもそも人物を見抜くこと自体の難しさであり、もう一つは見抜けたとしても、それを実際の働きに結びつける手立てがないという難しさである。

解説

人を見極めるには、そもそも見抜くこと自体の難しさと、見抜いた後でそれを活かす場を用意できない難しさという、二重の壁があると劉劭は整理する。誰かの隠れた才能に気づいたとしても、それを発揮できる役割や機会が見つからなければ、見抜いた意味は半分しか果たされない。人を見る力を磨くことと、見出した力を活かす場をどう作るかは、別の課題として意識しておく必要がある。この二段構えの難しさを知っておくだけでも、人を評価する際の姿勢は変わってくる。

この章句が説くこと

人材登用見抜く難しさ活かす難しさ

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