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人物志 / 效難

蓋知人之效有二難:有難知之難,有知之無由得效之難。

新字:蓋知人之効有二難:有難知之難,有知之無由得効之難。

書き下し

蓋し人を知るの効に二難有り。知り難きの難有り、之を知るも効を得るに由無きの難有り。

現代語訳

思うに、人を知ってそれを役立てることには二つの難しさがある。人を知ること自体の難しさと、知ってもそれを実際に役立てる手立てがないという難しさである。

解説

第十一篇「効難」の冒頭で、篇全体の主題を示す一文である。人を見抜くこと自体がまず難しい。しかし、たとえ見抜けたとしても、その人を推薦し登用するための手立てがなければ、知ったことは何の役にも立たない。劉劭はこの二つを「難知の難」と「無由得効の難」と名づけ、以下で順に論じていく。前篇までの八観・七繆は主に前者に関わるが、後者は組織や制度の問題であり、個人の眼力だけでは解決しない。曹魏では官吏の推薦と選抜の仕組みが整えられつつあったが、有能な人が埋もれる現実もあった。今日でも、優秀な人材を見つけた人に推薦の権限がなかったり、推薦しても通らなかったりすることがある。知ることと活かすことは別の課題である。
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この章句が説くこと

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