人物志 / 七繆
上材之人,能行人所不能行。
書き下し
上材の人は、能く人の行うこと能わざる所を行う。
現代語訳
第一級の人材は、他人にはできないことをやってのける。
解説
一流の人材とは何かを、劉劭は「他人にできないことをやってのける」という一点で簡潔に言い切る。誰もが同じ方法で同じことをこなす中では、抜きん出た評価は生まれにくい。自分にしかできないこと、自分だからこそ踏み出せる一歩は何かを考えることは、必ずしも大きな成功を狙う話ではなく、日々の仕事や学びの中で自分の持ち味を見つけ直す作業でもある。他人と同じ枠に自分を収めていないか、時折立ち止まって問い直す価値がある。
この章句が説くこと
一流の人材独自性持ち味