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人物志 / 七繆

知人者,以目正耳;不知人者,以耳敗目。

書き下し

人を知る者は、目を以て耳を正し、人を知らざる者は、耳を以て目を敗る。

現代語訳

人物を見抜く者は、自分の目で確かめた事実によって耳から入る噂を正すが、人物を見抜けない者は、耳から入る噂によって自分の目で確かめた事実を曲げてしまう。

解説

人物評価の基本は、伝聞よりも自分の目で確かめた事実を優先することだと劉劭は説く。人は噂や評判を先に耳にすると、実際に見たものまでその色眼鏡で歪めて解釈してしまいがちである。職場の第一印象や又聞きの評判が、本人と接した実感より先に判断を固めてしまう場面は珍しくない。噂に流される前に、自分は実際に何を見たのかを一度確かめ直す姿勢が、判断の歪みを防ぐ手がかりになる。

この章句が説くこと

直接観察伝聞人物評価

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

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