人物志 / 八觀
輕諾似烈而寡信
新字:軽諾似烈而寡信
書き下し
軽諾は烈に似て信寡し。
現代語訳
安請け合いする者は、情熱的であるように見えて、実は信義に乏しい。
解説
気前よく引き受ける人は情熱的で頼もしく見えるが、その勢いのよさが必ずしも約束を守る力と結びついているとは限らないと人物志は言う。安請け合いは、その場の空気や相手への好意から生まれることが多く、後になって実行が伴わないことが少なくない。頼もしさに惹かれて即断で信用してしまう前に、これまでその人が約束をどう果たしてきたかを思い出す一呼吸が要る。熱意そのものは悪いものではないが、それだけでは信頼の裏付けにはならない。
この章句が説くこと
軽諾信義見極め