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人物志 / 八觀

偏之與依,志同質違,所謂似是而非也。

新字:偏之与依,志同質違,所謂似是而非也。

書き下し

偏と依とは、志同じくして質違う、所謂似て是にして非なる者なり。

現代語訳

偏った人と道理に依り従う人とは、志すところは同じでも本質が異なる。いわゆる「似て非なるもの」である。

解説

一方に偏った考えを持つ人と、道理に寄り添おうとする人は、目指すところこそ似ていても根っこの質が違うのだと人物志は指摘する。志の方向が同じだからといって、中身まで同じだと早合点すると見誤る。仕事でも人間関係でも、意見や熱意が自分と重なる相手に出会うと安心しがちだが、その熱意を支えている土台まで確かめないと、後で食い違いに驚くことになる。似ていることと同じであることを分けて見る目が、この一節の教えである。

この章句が説くこと

似て非なる本質

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