人物志 / 接識
取同體也,則接論而相得;取異體也,雖歷久而不知。
新字:取同体也,則接論而相得;取異体也,雖歴久而不知。
書き下し
同体を取れば、則ち論に接して相得るも、異体を取れば、久しきを歴ると雖も知らず。
現代語訳
自分と同じ型の相手であれば、少し言葉を交わしただけで意気投合するが、自分と異なる型の相手であれば、長い年月を共にしてもなお理解し合えない。
解説
気の合う相手とは、少し話しただけで理解し合えたと感じる。反対に、性質の異なる相手とは、長く付き合っても分かり合えないままということが少なくない。これは相手の価値が劣るからではなく、波長の違いが理解を妨げているだけの場合が多い。時間の長さだけでは埋まらない溝があると知っておくと、異質な相手との関係への向き合い方も変わってくる。
この章句が説くこと
異質性相互理解人間関係
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