人物志 / 體別
厲直剛毅,材在矯正,失在激訐。
書き下し
厲直剛毅なるは、材は矯正に在り、失は激訐に在り。
現代語訳
厳格で実直、意志が強い人は、その才能は不正を正すことにあるが、欠点は激しく人を攻撃してしまうことにある。
解説
厳格で実直な人は不正を正す力を持つ一方で、その熱意が激しい攻撃に転じやすい。人物志はこの表裏を率直に指摘する。正しさを追い求める姿勢そのものは尊いが、それが人を責め立てる言葉に変わった瞬間、周囲との関係は損なわれてしまう。自分の正義感がどこまで進んだら攻撃に変わるか、その境界を意識しておく価値がある。
この章句が説くこと
厲直矯正激訐
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