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人物志 / 體別

能威能懷,能辨能訥;變化無方,以達為節。

新字:能威能懐,能弁能訥;変化無方,以達為節。

書き下し

能く威あり能く懷け、能く辨じ能く訥なり。變化方無く、達を以て節と為す。

現代語訳

威厳を示すこともできれば人を包み込むこともでき、雄弁に語ることもできれば寡黙でいることもできる。状況に応じて自在に変化し、道理に通じることを基準とする。

解説

威厳と包容、雄弁と寡黙という相反する在り方を状況に応じて使い分け、道理に通じることを基準とする境地を、人物志は理想の中庸として描く。多くの人は自分に馴染んだ一つのやり方に固定されがちだが、場面によって求められる態度は変わる。自分の持ち味に固執せず、状況に応じて柔軟に振る舞えるかどうかが、成熟の一つの目安になる。

この章句が説くこと

変化中庸威懐

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