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塩鉄論 / 散不足篇

「古者、庶人春夏耕耘、秋冬收藏、昏晨力作、夜以繼日。詩云:『晝爾於茅、宵爾索绹、亟其乘屋、其始播百穀。』非膢臘不休息、非祭祀無酒肉。今賓昏酒食、接連相因、析酲什半、棄事相隨、慮無乏日。

新字:「古者、庶人春夏耕耘、秋冬収蔵、昏晨力作、夜以継日。詩云:『昼爾於茅、宵爾索绹、亟其乗屋、其始播百穀。』非膢臘不休息、非祭祀無酒肉。今賓昏酒食、接連相因、析酲什半、棄事相随、慮無乏日。

書き下し

古者、庶人は春夏に耕耘し、秋冬に收藏す、昏晨に力作し、夜を以て日に繼ぐ。詩に云う、『晝は爾に茅を於り、宵は爾に绹を索う、亟かに其れ屋に乘れ、其れ始めて百穀を播かん』と。膢臘に非ざれば休息せず、祭祀に非ざれば酒肉無し。今賓昏の酒食は、接連して相い因り、酲を析くこと什の半ば、事を棄てて相い隨う、慮るに乏しき日無し。

現代語訳

昔は、庶民は春と夏に耕して草を取り、秋と冬に収穫して蔵に納めた。夕暮れから明け方まで働き、夜を昼に継いだ。『詩経』にいう、昼は茅を刈り、夜は縄をなえ、急いで屋根を葺け、そうしてはじめて百穀を蒔くのだ、と。祭りの日でなければ休まず、祭祀でなければ酒も肉もなかった。いまは客を招く宴や婚礼の飲食が次々に連なり、二日酔いを覚ますのに十日の半分を費やし、仕事を放り出して付き合いに従う。宴のない日がない有様である。

解説

労働と休みの話です。祭りでなければ休まず、祭祀でなければ酒肉はなかった。**休みと贅沢が、暦の上の特別な日に結びついていた**ということです。それが日常になったとき、失われるのは節度だけではありません。二日酔いに十日の半分を費やし、仕事を放り出して付き合いに従う——生産そのものが削られていく。ここまで並べてきた贅沢の話が、ここで労働時間の話に接続されています。

この章句が説くこと

膢臘に非ざれば休息せず祭祀に非ざれば酒肉無し事を棄てて相い随う慮るに乏しき日無し労働休み生産

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