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淮南子 / 要略

《泰族》者,橫八極,致高乘,上明三光,下和水土,經古今之道,治倫理之序,總萬方之指,而歸之一本,以經緯治道,紀綱王事,乃原心術,理性情,以館清平之靈,澄澈神明之精,以與天和相嬰薄,所以覽五帝三王,懷天氣,抱天心,執中含和,德形於內,以莙凝天地,發起陰陽,序四時,正流方,綏之斯寧,推之斯行,乃以陶冶萬物,遊化群生,唱而和,動而隨,四海之內,一心同歸。

新字:《泰族》者,横八極,致高乗,上明三光,下和水土,経古今之道,治倫理之序,総万方之指,而帰之一本,以経緯治道,紀綱王事,乃原心術,理性情,以館清平之霊,澄澈神明之精,以与天和相嬰薄,所以覧五帝三王,懐天気,抱天心,執中含和,徳形於内,以莙凝天地,発起陰陽,序四時,正流方,綏之斯寧,推之斯行,乃以陶冶万物,遊化群生,唱而和,動而随,四海之内,一心同帰。

書き下し

泰族なる者は、八極を橫たえ、高乘を致し、上は三光を明らかにし、下は水土を和し、古今の道を經め、倫理の序を治め、萬方の指を總べて、之を一本に歸し、以て治道を經緯し、王事を紀綱す。乃ち心術を原ね、性情を理め、以て清平の靈を館し、神明の精を澄澈にし、以て天和と相い嬰薄す。五帝三王を覽、天氣を懷き、天心を抱き、中を執り和を含み、德 內に形れて、以て天地を莙凝し、陰陽を發起し、四時を序し、流方を正す所以なり。之を綏んずれば斯に寧く、之を推せば斯に行わる。乃ち以て萬物を陶冶し、群生を遊化す。唱えて和し、動きて隨い、四海の內、心を一にして歸を同じくす。

現代語訳

泰族篇は、八方の果てに横たわり、高いところに乗り、上は日月星を明らかにし、下は水と土を和らげ、古今の道を整え、人倫の順序を治め、あらゆる方面の指し示すものを束ねて、一つの根本に帰し、それによって治の道を織り上げ、王の事業を大綱として立てる。そして心のはたらきをもとから尋ね、性と情を整え、清らかで平らかな霊を宿らせ、神妙の精を澄ませて、天の和と触れ合わせる。五帝三王を見渡し、天の気を抱き、天の心を抱き、中庸を執り和を含み、徳が内に現れて、天地を凝らし、陰陽を起こし、四季を順序づけ、流れる方角を正すためのものである。安んじればそこは静かになり、押し進めればそこで行われる。そうして万物を陶り育て、生きとし生けるものを遊ばせ化す。唱えれば和し、動けば従い、天下じゅうが心を一つにして同じところへ帰する。

解説

最終篇の解題です。「萬方の指を總べて、之を一本に歸し」——ばらばらに見えた諸篇を、最後に一つに束ねる役割を担っている。要になるのは「德 內に形れて」。天地や陰陽といった大きな言葉が並ぶなかで、起点はあくまで人の内側に置かれています。

この章句が説くこと

泰族なる者は八極を横たえ上は三光を明らかにし下は水土を和す万方の指を総べて之を一本に帰し以て治道を経緯す乃ち心術を原ね性情を理め以て清平の霊を館す天気を懐き天心を抱き中を執り和を含み徳内に形る唱えて和し動きて随い四海の内心を一にして帰を同じくす泰族

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