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易経 / 剝卦

象曰:山附地上,

書き下し

象に曰く、山の地の上に附くは、

現代語訳

象伝にいう。山が地の上に付いて崩れかけているのが、

解説

剝の卦の象伝の書き出しです。剝は上が艮の山、下が坤の地で、高い山が地の上に寄りかかるように付いている姿を表します。山は本来高くそびえるものですが、下から土台が削られると、やがて崩れて地に付いてしまいます。象伝はこの形に、上に立つ者の足場が下から削られていく危うさを見ています。この後の句で、上に立つ者は下を厚くして住まいを安らかにせよ、と教えが続きます。高く見える組織や地位も、支えている土台がやせれば崩れます。自分の立場の高さより、足もとで支えてくれている人々や仕組みが健やかかどうかに目を向けることが、衰えを防ぐ出発点になります。

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