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長短経 / 察相

印堂主天下印綬、掌符印之官也〔印堂在兩睂間、微下睂頭少許、次中正。發黄色、如連刀、上至天庭、下至鼻凖為縣令、直闕庭、發色者、長吏也。如車輪與輔角相應者、大貴。印堂一名闕庭也。〕山根平美、及有竒骨伏起、為婚連帝室、公主壻也〔山根直下、次印堂、亦主有勢無勢也。〕

新字:印堂主天下印綬、掌符印之官也〔印堂在両眉間、微下眉頭少許、次中正。発黄色、如連刀、上至天庭、下至鼻凖為県令、直闕庭、発色者、長吏也。如車輪与輔角相応者、大貴。印堂一名闕庭也。〕山根平美、及有奇骨伏起、為婚連帝室、公主壻也〔山根直下、次印堂、亦主有勢無勢也。〕

書き下し

印堂は天下の印綬を主る、符印を掌るの官なり。〔印堂は両眉の間に在り、微かに眉頭を下ること少許、中正に次ぐ。黄色を発して連刀の如く、上は天庭に至り、下は鼻準に至れば県令と為る。闕庭に直りて色を発する者は、長吏なり。車輪の如くにして輔角と相応ずる者は大貴なり。印堂は一名闕庭なり。〕山根平美にして、及び奇骨の伏起する有れば、婚は帝室に連なり、公主の壻と為る。〔山根は直下して印堂に次ぐ。亦た勢い有ると勢い無きとを主るなり。〕

現代語訳

印堂(眉間)は天下の印綬をつかさどり、公印を管理する官にあたる。〔印堂は両眉の間にあり、眉頭からわずかに下、中正に次ぐところである。黄色が現れて連なる刀のようで、上は天庭に至り、下は鼻の頭に至れば県令となる。闕庭にまっすぐ色が現れる者は、長官である。車輪のようであって額の角と対応している者は大いに貴い。印堂は闕庭ともいう。〕山根(鼻の付け根)が平らかで美しく、また奇骨が隠れて盛り上がっていれば、婚姻が帝室につながり、公主の婿となる。〔山根はまっすぐ下がって印堂に次ぐ。これは勢いがあるかないかをつかさどる。〕

解説

眉間を印堂と呼ぶのは今も人相の言葉として残っています。印綬を管理する官に対応させているのは、そこが顔の中心で公の権限を象徴するからでしょう。山根が勢いの有無をつかさどる、という記述も面白い。鼻の付け根がくぼんでいると気弱に見える、という感覚は現代でも共有されています。体系の細部は古びても、そこから抽出された印象のルールは案外しぶとく生き残っています。

この章句が説くこと

察相印堂山根眉間印象勢い

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