墨子 / 雜守
藺石、厲矢,諸林器用皆謹部,各有積分數。為解車以枱,城矣以軺車,輪廣十尺,轅長丈,為三輻,廣六尺。為板箱,長與轅等,四髙尺,善盖上,治中令可載矢。
新字:藺石、厲矢,諸林器用皆謹部,各有積分数。為解車以枱,城矣以軺車,輪広十尺,轅長丈,為三輻,広六尺。為板箱,長与轅等,四高尺,善盖上,治中令可載矢。
書き下し
藺石・厲矢、諸そ林の器用は皆な謹んで部し、各おの積分の數有り。解車を為るに枱を以てし、城は軺車を以てす。輪の廣さ十尺、轅の長さ丈、三輻を為し、廣さ六尺。板箱を為るに、長さ轅と等しく、四髙さ尺、善く上を盖い、中を治めて矢を載す可からしむ。
現代語訳
投げる石や研いだ矢、木の器具はみな慎んで分類し、それぞれ積む量の割り当てを決める。荷車を作るには台を用い、城では軽い車を用いる。輪の幅は十尺、轅の長さは一丈、三本の輻を作り、幅は六尺。板の箱を作り、長さは轅と同じ、高さは一尺、上をよく覆い、中を整えて矢を積めるようにする。
解説
城内で物を運ぶ車の仕様です。輪の幅、轅の長さ、輻の数、箱の寸法まで決まっている。運ぶものが矢と決まっているので、箱の中はそれに合わせて整えると書かれています。何を運ぶかが決まっていれば、運ぶ道具もそれに合わせて設計できる。当たり前のことですが、徹底されています。汎用の道具より、専用の道具のほうが速いという判断です。
この章句が説くこと
運搬仕様寸法分類設計
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