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墨子 / 雜守

民獻粟米、布帛、金錢、牛馬畜産,皆為置平賈,與主劵書之。使人各得其所長,天下事當;鈞其分職,天下事皆得其所喜,天下事備;强弱有數,天下事具矣。

新字:民献粟米、布帛、金銭、牛馬畜産,皆為置平賈,与主劵書之。使人各得其所長,天下事当;鈞其分職,天下事皆得其所喜,天下事備;强弱有数,天下事具矣。

書き下し

民、粟米・布帛・金錢・牛馬・畜産を獻ずれば、皆な為に平賈を置き、主と之を劵書す。人をして各おの其の長ずる所を得しむれば、天下の事、當たる。其の分職を鈞しくすれば、天下の事、皆な其の喜ぶ所を得、天下の事、備わる。强弱に數有れば、天下の事、具わる。

現代語訳

民が穀物や布や銭や牛馬や家畜を差し出せば、みなその公正な値を定め、持ち主と証文を交わす。人にそれぞれ得意なところを得させれば、天下の事は当たる。その持ち場を釣り合わせれば、天下の事はみな望むところを得て、天下の事は備わる。強い弱いに応じた割り当てがあれば、天下の事は整う。

解説

徴発の証文の話から、いきなり組織の話に転じます。人にそれぞれ得意を得させ、持ち場を釣り合わせ、強弱に応じて割り当てる。この三つがそろえば天下の事は整う、と。守城の実務文書の中に、耕柱篇の「塀を築くように」と同じ思想が顔を出しています。守りの話と人の使い方の話が、同じ原則でつながっているということです。

この章句が説くこと

適材分担釣合証文組織

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