墨子 / 迎敵祠
敵以南方來,迎之南壇,壇髙七尺,堂宻七,年七十者七人,主祭赤旗,赤神長七尺者七。弩七,七發而止。将服必赤,其牲以狗。敵以西方來,迎之西壇,壇髙九尺,堂宻九。年九十者九人,主祭白旗。
新字:敵以南方来,迎之南壇,壇高七尺,堂宻七,年七十者七人,主祭赤旗,赤神長七尺者七。弩七,七発而止。将服必赤,其牲以狗。敵以西方来,迎之西壇,壇高九尺,堂宻九。年九十者九人,主祭白旗。
書き下し
敵、南方を以て來たらば、之を南壇に迎う。壇の髙さ七尺、堂宻七。年七十なる者七人、赤旗を主祭す。赤神の長さ七尺なる者七。弩七、七たび發して止む。将の服は必ず赤、其の牲は狗を以てす。敵、西方を以て來たらば、之を西壇に迎う。壇の髙さ九尺、堂宻九。年九十なる者九人、白旗を主祭す。
現代語訳
敵が南の方角から来たら、南に壇を築いて迎える。壇の高さは七尺、堂の間口は七。七十歳の者七人が、赤い旗を主として祭る。赤い神像は長さ七尺のものを七体。弩は七張、七回射て止める。将の服は必ず赤、犠牲は犬を用いる。敵が西の方角から来たら、西に壇を築いて迎える。壇の高さは九尺、堂の間口は九。九十歳の者九人が、白い旗を主として祭る。
解説
南は火で赤、数は七。西は金で白、数は九。年齢まで数に合わせて、七十歳の者七人、九十歳の者九人を立てます。九十歳の人を九人そろえるのは当時としても容易ではなく、その難しさ自体が儀礼の重みだったのでしょう。決められた形を、手間をかけて満たすことに意味があります。手間の量が、そのまま本気の量として伝わります。
この章句が説くこと
儀礼五行方角色手間
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