墨子 / 經說上
立反。中志、工,正也。臧之為,宜也。非彼必不有,必也。聖者用,而勿必,必也者,可勿疑。仗者,兩而勿偏。為,早臺,存也。病,亡也。買鬻,易也。霄盡,蕩也。順長,治也。鼃買,化也。同,二名一實,重同也。不外於兼,體同也。俱處於室,合同也。有以同,類同也。異,二必異,二也。不連屬,不體也。不同所,不合也。不有同,不類也。
新字:立反。中志、工,正也。臧之為,宜也。非彼必不有,必也。聖者用,而勿必,必也者,可勿疑。仗者,両而勿偏。為,早台,存也。病,亡也。買鬻,易也。霄尽,蕩也。順長,治也。鼃買,化也。同,二名一実,重同也。不外於兼,体同也。倶処於室,合同也。有以同,類同也。異,二必異,二也。不連属,不体也。不同所,不合也。不有同,不類也。
書き下し
立ちて反る。志に中り、工なるは、正なり。臧の為すは、宜なり。彼に非ずんば必ず有らざるは、必なり。聖者は用いて、必とする勿し。必なる者は、疑う勿かる可し。仗る者は、兩にして偏する勿し。為。早臺は、存なり。病は、亡なり。買鬻は、易なり。霄盡は、蕩なり。順長は、治なり。鼃買は、化なり。同。二名一實は、重同なり。兼に外れざるは、體同なり。倶に室に處るは、合同なり。以て同じきこと有るは、類同なり。異。二は必ず異なるは、二なり。連屬せざるは、不體なり。所を同じくせざるは、不合なり。同じきこと有らざるは、不類なり。
現代語訳
立って返る。志に当たって巧みであるのが正である。臧が行うのが宜である。それでなければ必ず有り得ないのが必である。聖人はそれを用いるが、必とはしない。必であるものは、疑わなくてよい。頼るものは、両方にあって偏らない。為について。早臺は存である。病は亡である。売り買いは易である。霄尽は蕩である。順長は治である。鼃買は化である。同について。二つの名が一つの実を指すのが重同である。全体から外れないのが体同である。ともに同じ部屋にいるのが合同である。共通するところがあるのが類同である。異について。二つであれば必ず異なるのが二である。つながっていないのが不体である。場所を同じくしないのが不合である。共通するところがないのが不類である。
解説
この章句が説くこと
関連する章句
-
『墨子』非攻下今、還た夫の攻伐を好むの君、乂た其の説を飾りて以て子墨子を非として曰く、攻伐を以て不義と為すは、利物に非ざるか。昔者、禹は有苗を征し、湯は桀を伐ち、武王は紂を伐つ。此れ皆な立ちて聖王と為る。是れ何の故ぞや、と。子墨子曰く、子は未だ吾が言の類を察せず、未だ其の故に明らかならざる者なり。彼は謂う所の攻に非ず、誅と謂うなり。
-
孫子・九地篇これを亡地に投じて然る後に存し、これを死地に陥れて然る後に生く。
-
孫子・火攻篇孫子曰く、凡そ火攻に五つ有り。一に曰く火人、二に曰く火積、三に曰く火輜、四に曰く火庫、五に曰く火隊。
-
孫子・火攻篇凡そ火攻に五有り。一に曰く火人、二に曰く火積、三に曰く火輜、四に曰く火庫、五に曰く火隊。
-
孫子・用間篇故に間を用うるに五有り。郷間有り、内間有り、反間有り、死間有り、生間有り。
-
孫子・九地篇孫子曰く、凡そ用兵の法は、散地有り、軽地有り、争地有り、交地有り、衢地有り、重地有り、圮地有り、囲地有り、死地有り。