尉繚子 / 十二陵
無困在於豫備。
新字:無困在於予備。
書き下し
困しむこと無きは豫備に在り。
現代語訳
行き詰まらずに済むかどうかは、日頃の備えにかかっている。
解説
行き詰まらずに済むかどうかは、事が起きてからの対応力ではなく、事が起きる前にどれだけ備えていたかで決まる。忙しさにかまけて準備を後回しにした結果、土壇場で慌てるという経験は誰にでもある。短い一句だが、危機管理の要諦を過不足なく言い切っている。何も起きていない平時の今こそが、次の行き詰まりを防ぐための唯一の作業時間だと思えば、備えの優先順位も変わってくる。
この章句が説くこと
事前準備危機管理平時の備え
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