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酔古堂剣掃 / 集法・故舊の交はりは意氣愈〻新たに

遇故舊之交,意氣要愈新;處隱微之事,心跡宜愈顯;待衰朽之人,恩禮要愈隆。

新字:遇故旧之交,意気要愈新;処隠微之事,心跡宜愈顕;待衰朽之人,恩礼要愈隆。

書き下し

故舊の交はりに遇へば、意氣愈〻新たなるを要し、隱微の事に處すれば、心跡宜しく愈〻顯らかなるべし、衰朽の人を待てば、恩禮愈〻隆きを要す。

現代語訳

古なじみとの交わりに出会ったら、気持ちをますます新しくすることが大切です。人目につかない事を処理するときは、心の持ちようと行いをますます明らかにすべきです。年老いて衰えた人をもてなすときは、恩情と礼をますます手厚くすることが大切です。

解説

人がつい手を抜きがちな三つの場面で、かえって心を尽くせと説いた一則で、菜根譚にもほぼ同じ句があります。古い友とは慣れ合いになりがちですが、だからこそ初めて会うときのような新鮮な気持ちで接せよと言います。人目のない事柄では、心の動きと行いをいっそう公明にせよと言います。力を失った老人には、いっそう手厚く礼を尽くせと言います。どれも、相手や状況が軽く見えるときほど、人柄が試されるということです。長年の友、見られていない仕事、引退した先輩への接し方を見直してみたいものです。

この章句が説くこと

交友礼節慎独敬老誠実

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この一句を、あなたの毎日に。

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