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酔古堂剣掃 / 集情・帳裏に笙を吹きて鳳凰を學ぶ

青娥皓齒別吳倡,梅粉粧成半額黃;羅屏繡幔圍寒玉,帳裏吹笙學鳳凰。

新字:青娥皓歯別呉倡,梅粉粧成半額黄;羅屏繍幔囲寒玉,帳裏吹笙学鳳凰。

書き下し

青娥皓齒吳倡に別る、梅粉粧ひ成す半額の黃。羅屏繡幔寒玉を圍み、帳裏に笙を吹きて鳳凰を學ぶ。

現代語訳

青い眉と白い歯の美しさは呉の歌姫たちとは別格で、梅の花の化粧を施し、額の半ばを黄色に彩っています。薄絹の屏風と刺繍の幕が玉のように冷たく白い肌の人を囲み、帳の中で笙を吹いて鳳凰の鳴き声をまねています。

解説

美しい女性とその奏楽の姿を描いた艶やかな詩です。青娥は青黛で描いた眉、皓齒は白い歯で、美人の代名詞です。梅粉は、宋の壽陽公主の額に梅の花が落ちて跡を残し、それが梅花粧という化粧になったという話を思わせます。半額の黃は額を黄色に塗る当時の化粧です。笙は鳳凰の鳴き声に似せて作られたと言われ、仙人王子喬が笙を吹くと鳳凰の声のようだったと伝えられます。化粧の流行や楽器の由来を織り込み、当時の華やかな文化を伝える句です。流行の装いにも、それぞれ由来の物語があるものです。

この章句が説くこと

美人音楽装い風雅

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