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酔古堂剣掃 / 集醒・白日に人を欺けば

白日欺人,難逃清夜之愧赧;紅顏失志,空遺皓首之悲傷。

新字:白日欺人,難逃清夜之愧赧;紅顔失志,空遺皓首之悲傷。

書き下し

白日に人を欺けば、清夜の愧赧を逃れ難し。 紅顏にして志を失へば、空しく皓首の悲傷を遺す。

現代語訳

昼間に人を欺けば、静かな夜に恥じて顔を赤らめることから逃れられません。若いうちに志を失えば、白髪頭になってむなしく悲しみを残すことになります。

解説

一日の昼と夜、一生の若さと老いという二つの時間の尺度で、今の行いが後に返ってくることを述べた対句です。愧赧は恥じて顔を赤らめること、紅顔は若々しい顔、皓首は白髪の頭を言います。昼に人を欺いても、夜に一人になれば良心がそれを責めます。若いときに志を捨てて怠けていれば、年老いてから取り返しのつかない後悔が残ります。前半は日々の誠実さ、後半は一生の志を問うており、小さな時間と大きな時間が重ねられています。今日の選択が今夜の心と、何十年後の自分を形づくっていることを意識させる言葉です。

この章句が説くこと

立志誠実慎独後悔修身

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この一句を、あなたの毎日に。

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