呻吟語 / 外篇・人情・言は行に先んず
言在行先,名在實先,食在事先,皆君子之所恥也。
新字:言在行先,名在実先,食在事先,皆君子之所恥也。
書き下し
言は行に先んじ、名は實に先んじ、食は事に先んずるは、皆な君子の恥づる所なり。
現代語訳
言葉が行いに先んじ、名が実に先んじ、食が事に先んじるのは、どれも君子の恥じるところです。
解説
先後の逆転を、三つ挙げます。言葉が行いより先、名が実より先、食が仕事より先。どれも、受け取るものが果たすものより先に来ています。三つ目の食が具体的で、禄を受けてから働くのではなく働いてから受けるべきだということです。前に出てきた、位を空しく占めて禄を食むという段と同じ主題が、順序の問題として整理されています。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
先後言行名実食事順序
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