呻吟語 / 内篇・應務・第一等の學問
肯替別人想,是第一等學問。
新字:肯替別人想,是第一等学問。
書き下し
肯へて別人の為に想ふは、是れ第一等の學問なり。
現代語訳
すすんで他人のために考えてやる。それが第一等の学問です。
解説
学問の第一を、他人の身になって考えることに置きます。書物も修養も出てきません。わずか十数字で、この書の学問観が言い切られています。前に出てきた、思いやりには限界があるという議論を踏まえてもなお、まず考えてみることが第一だとされている。実行が易しく、しかも続けるのが難しい。呻吟語の中でも最もよく引かれる一行です。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
思いやり学問第一他者実践
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