呻吟語 / 内篇・應務・當事の四要
當事有四要:際畔要果決,怕是綿;執持要堅耐,怕是脆;機括要深沉,怕是淺;應變要機警,伯是遲。
新字:当事有四要:際畔要果決,怕是綿;執持要堅耐,怕是脆;機括要深沈,怕是浅;応変要機警,伯是遅。
書き下し
事に當たるに四要有り。際畔は果決なるを要す、怕るるは是れ綿なり。執持は堅耐なるを要す、怕るるは是れ脆なり。機括は深沉なるを要す、怕るるは是れ淺なり。應變は機警なるを要す、怕るるは是れ遲なり。
現代語訳
事に当たるには四つの要があります。境目では思い切って決めること。恐ろしいのは締まりの無さです。守り通すときは堅く耐えること。恐ろしいのは脆さです。仕掛けは深く沈めること。恐ろしいのは浅さです。変化に応ずるときは機敏であること。恐ろしいのは遅さです。
解説
四つの場面と、それぞれで恐れるべき欠点を対にします。境目では締まりの無さ、持久では脆さ、仕掛けでは浅さ、変化では遅さ。求める性質だけでなく、失敗の形まで示されているので点検しやすい形です。同じ人でも場面ごとに求められる質が違うという、應務篇の基本が四組に整理されています。場面ごとに求められる質が違うという基本が、四組に整理されています。
この章句が説くこと
当事四要果決堅耐機敏
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