師導古典を学びたいすべての人に

呻吟語 / 内篇・問學・無不敬と恭而安

聖學下手處,是無不敬;住腳處,是恭而安。

新字:聖学下手処,是無不敬;住腳処,是恭而安。

書き下し

聖學の手を下す處は、是れ敬せざる無し。腳を住むる處は、是れ恭にして安し。

現代語訳

聖人の学の手のつけどころは、敬わないことが無いということです。足を止めるところは、恭しくして安らかだということです。

解説

聖学の入口と出口を、それぞれ経書の一句で示します。入口は毋不敬、出口は恭而安。どちらも敬という一字を含みますが、入口では何一つ欠かさない厳しさ、出口では恭しさが安らぎと同居しています。緊張から始まり、安らぎに終わる。前に出てきた、自強不息から至誠無息へという入口と出口の対と、同じ形になっています。緊張から始まり、安らぎに終わるという道筋です。

この章句が説くこと

入口出口恭安聖学

関連する章句

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

師導で古典を学ぶ
いま登録すると、7日間すべての機能を無料でお試しいただけます。 無料ではじめる