呻吟語 / 内篇・修身・心を平らかにし氣を易くす
一切言行,只是平心易氣就好。
新字:一切言行,只是平心易気就好。
書き下し
一切の言行は、只だ是れ心を平らかにし氣を易くすれば就ち好し。
現代語訳
すべての言葉と行いは、ただ心を平らかにして気を穏やかにすれば、それでよいのです。
解説
長い戒めが並ぶ修身篇の中に、ふと置かれた軽い一段です。あれこれの心得を並べた後で、結局は心を平らかに、気を穏やかにすればよいと言う。条件が一つに縮んでいます。前の段までで診断や処方を細かく示してきただけに、この単純さが効きます。読者の肩の力を抜かせる位置に置かれた一行だと読めます。細かい心得を並べた後だけに、この単純さが効きます。
この章句が説くこと
平心易気簡潔穏やか要約
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