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呻吟語 / 内篇・修身・圭角を露はすは大病痛

才有一段公直之氣,而出言做事便露圭角,是大病痛。

新字:才有一段公直之気,而出言做事便露圭角,是大病痛。

書き下し

才かに一段の公直の氣有りて、言を出だし事を做すに便ち圭角を露はすは、是れ大病痛なり。

現代語訳

少しばかり公正でまっすぐな気があって、口を開き事を行うたびに角を見せてしまうのは、大きな病です。

解説

正しいこと自体は問題にしていません。問題は、その正しさが必ず角になって出てしまうことです。角が立てば相手は身構え、正しい話も通らなくなります。公正さを持つ人ほど陥る罠で、自分では正義を通しているつもりが、通していないという結果になる。呂坤がこれを大病と呼ぶのは、本人が病だと気づけないからでしょう。正しさは、届いて初めて正しさになるのです。

この章句が説くこと

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