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呻吟語 / 内篇・談道・我盛んなれば萬物皆な我が用と為る

我盛則萬物皆為我用,我衰則萬物皆為我病。盛衰勝負,宇宙內只有一個消息。

新字:我盛則万物皆為我用,我衰則万物皆為我病。盛衰勝負,宇宙内只有一個消息。

書き下し

我盛んなれば則ち萬物皆な我が用と為り、我衰ふれば則ち萬物皆な我が病と為る。盛衰勝負は、宇宙の內只だ一個の消息有るのみ。

現代語訳

自分が盛んであれば、あらゆる物が自分の役に立ちます。自分が衰えれば、あらゆる物が自分の病になります。盛んと衰え、勝ちと負けは、宇宙のうちにただ一つの消長があるだけです。

解説

同じ環境が、こちらの状態しだいで味方にも敵にもなる、という一段です。調子のよいときは何を見ても手がかりに見え、悪いときは何を見ても負担に見える。周囲が変わったのではなく自分が変わったのだと分かれば、環境のせいにする癖が少し緩みます。宇宙にあるのは一つの消長だけ、という結びが視野を一気に広げます。環境を嘆く前に、自分の盛衰を見よということになります。

この章句が説くこと

盛衰環境心身消長主体

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この一句を、あなたの毎日に。

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