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呻吟語 / 内篇・談道・中は道脈の宗、敬は聖學の訣

中,是千古道脈宗;敬,是聖學一字訣。

新字:中,是千古道脈宗;敬,是聖学一字訣。

書き下し

中は、是れ千古道脈の宗なり。敬は、是れ聖學一字の訣なり。

現代語訳

中は、千年の道の流れの大もとです。敬は、聖人の学の一字の秘訣です。

解説

長い議論を重ねてきた談道篇の中で、要点を二字に絞った一段です。中は基準であり、敬は姿勢です。何が正しいかを測るのが中、それに向かう構えが敬。この二つさえあれば理屈は足りるという宣言になっています。呻吟語には短い段が多くありますが、これは書全体の骨格を示す位置にある一行だと言えます。覚えるべきものを二字に絞った、実に潔い一段です。

この章句が説くこと

道統基準姿勢

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