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呻吟語 / 内篇・存心・屋漏の工夫無くんば、宇宙の事業を做し得ず

無屋漏工夫,做不得宇宙事業。

書き下し

屋漏の工夫無くんば、宇宙の事業を做し得ず。

現代語訳

人目のない部屋の隅での努力がなければ、天地に及ぶ仕事を成し遂げることはできません。

解説

屋漏とは部屋の北西の隅で、誰も見ていない場所を指します。詩経の、屋漏に恥じず、という句から来た言葉です。誰も見ていないところでの努力と、天地に及ぶ大仕事が、わずか十四字で直結されます。大きな仕事をしたければまず人目のないところを整えよ、という順序で、規模の大小ではなく見られていない場所かどうかが基準になっているのが特徴です。

この章句が説くこと

屋漏慎独人目基礎事業

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