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詩経 / 周頌・清廟之什・我将

《我將》,祀文王於明堂也。 我將我享,維羊維牛,維天其右之。儀式刑文王之典,日靖四方。伊嘏文王,既右饗之。我其夙夜,畏天之威,于時保之。

新字:《我将》,祀文王於明堂也。 我将我享,維羊維牛,維天其右之。儀式刑文王之典,日靖四方。伊嘏文王,既右饗之。我其夙夜,畏天之威,于時保之。

書き下し

我将(がしょう)は、文王を明堂(めいどう)に祀るなり。 我将(すす)め我享(まつ)る、維れ羊維れ牛、維れ天其れこれを右(たす)けよ。文王の典に儀式刑(ぎしきけい)して、日に四方を靖(やす)んず。伊(こ)れ嘏(おお)いなる文王、既にこれを右けて饗(う)く。我其れ夙夜、天の威を畏れ、時(ここ)にこれを保たん。

現代語訳

「我将」の詩は、明堂(天子が政を行い祖先を祀る殿堂)で文王を祀ったときの歌である。 われらは供え物を進め、祀りをささげる。羊を供え牛を供える。どうか天よ、これを助けて受けたまえ。文王の定めた法にならい手本として、日々四方の国々を安らかにする。偉大なる文王は、すでに降りてきてこれを受けてくださった。われらは朝も夜も、天の威光を畏れて、ここにこの国を保っていこう。

解説

明堂で文王を祀る周頌の歌である。羊と牛を供えて天の助けを願い、文王の典にのっとって四方を治め、文王の霊がこれを受けたことを喜び、最後に天の威を畏れて国を保つと誓う。毛詩序の説く場面と詩の内容はよく合っている。『孝経』は、周公が文王を明堂に祀って上帝に配したと述べ、これを孝の極みとした。この詩は、天を祀ることと祖先を祀ることが重なる周の祭祀の姿を伝えている。祭りの中心にあるのは供え物の豪華さではなく、「夙夜、天の威を畏れ」るという日々の慎みである。祖先や先人の道にならうことと、自分を超えたものを畏れることが、国を保つ心構えとして一つに結びついている。

この章句が説くこと

詩経祭祀文王明堂孝経

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