詩経 / 大雅・生民之什・仮楽
《假樂》,嘉成王也。 假樂君子,顯顯令德。宜民宜人,受祿于天。保右命之,自天申之。 干祿百福,子孫千億。穆穆皇皇,宜君宜王。不愆不忘,率由舊章。 威儀抑抑,德音秩秩。無怨無惡,率由群匹。受福無疆,四方之綱。 之綱之紀,燕及朋友。百辟卿士,媚于天子。不解于位,民之攸塈。
新字:《仮楽》,嘉成王也。 仮楽君子,顕顕令徳。宜民宜人,受禄于天。保右命之,自天申之。 干禄百福,子孫千億。穆穆皇皇,宜君宜王。不愆不忘,率由旧章。 威儀抑抑,徳音秩秩。無怨無悪,率由群匹。受福無疆,四方之綱。 之綱之紀,燕及朋友。百辟卿士,媚于天子。不解于位,民之攸塈。
書き下し
仮楽(からく)は、成王を嘉(よみ)するなり。 仮楽の君子、顕顕たる令徳あり。民に宜しく人に宜しく、禄を天より受く。保右(ほゆう)してこれに命じ、天よりこれを申(かさ)ぬ。 禄を干(もと)めて百福あり、子孫千億なり。穆穆(ぼくぼく)皇皇(こうこう)として、君に宜しく王に宜し。愆(あやま)たず忘れず、旧章に率(したが)い由る。 威儀抑抑(よくよく)として、徳音秩秩(ちつちつ)たり。怨み無く悪(にく)み無く、群匹に率い由る。福を受くること疆(かぎ)り無く、四方の綱たり。 之れ綱之れ紀、燕(やす)んじて朋友に及ぶ。百辟(ひゃくへき)卿士、天子に媚(した)う。位に解(おこた)らず、民の塈(いこ)う攸(ところ)なり。
現代語訳
「仮楽」の詩は、成王(周の第二代の王)をほめたたえたものである。 うるわしく楽しい君子は、輝かしいよき徳をそなえる。民にふさわしく、臣下にふさわしく、天から禄を授かる。天はこれを守り助けて命を下し、天から重ねて命を授ける。 禄を求めれば百の福がそろい、子孫は千にも億にも栄える。慎み深く堂々として、諸侯にふさわしく、王にふさわしい。過ちをおかさず、忘れることもなく、昔からの法にしたがって行う。 威儀は慎み深く整い、そのよい評判は筋道立っている。人を怨むことも憎むこともなく、多くの臣下の意見にしたがう。受ける福には限りがなく、天下四方の大綱となる。 大綱となり紀律となって、その安らぎは友である臣下たちにまで及ぶ。諸侯も卿士(高官)も、みな天子を慕う。その職務を怠ることなく、民が安らいで身を寄せるところとなる。
解説
この章句が説くこと
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