韓非子 / 外儲説右上第三十四
能獨斷者、故可以爲天下主。
新字:能独断者、故可以為天下主。
書き下し
能く獨り斷ずる者は、故に以て天下の主と為る可し。
現代語訳
独断できる者こそが、天下の主となることができる。
解説
自分の責任で物事を決め切ることができる人こそが、大きな集まりを率いる立場にふさわしい、という言葉です。周りの意見をよく聞き、様々な話を集めることは大切ですが、最後の最後は誰かに決めてもらうのではなく、自分で決断を下さなければ物事は前に進みません。町内会の会長でも、家庭の親でも、会社の責任者でも同じで、みんなの顔色をうかがってばかりで結論を先延ばしにする人には、人はついてきません。決めた結果の責めを自分が引き受ける覚悟があってこそ、人はその人を信じてついていくのです。決断を避け続けることは、実は一番の無責任にほかなりません。
この章句が説くこと
決断力責任リーダーシップ意思決定アカウンタビリティ
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