論語 / 述而篇
子曰:君子坦蕩蕩,小人長戚戚。
書き下し
子曰わく、君子は坦蕩蕩(たんとうとう)、小人は長戚戚(ちょうせきせき)。
現代語訳
孔子が『君子は心穏やかで広々としているが、小人はいつも心配ばかりしている』と言われた。
解説
「坦蕩蕩」は心が広々とゆったりしている様子、「戚戚」はいつもびくびくと気をもんでいる様子を指します。器の大きな人は、思い通りにならないことがあっても大らかに構え、心が乱れません。器の小さな人は、些細なことにも気を取られ、絶えず心配事を抱えて過ごします。これは会社で人の上に立つ人だけの話ではありません。親がいつもぴりぴりしていれば子どもも落ち着きませんし、友人同士でも、鷹揚に構える人のそばには自然と人が集まってきます。日々の暮らしの中で小さなことに動じない広い心を持てるかどうかが、周りの人を安心させ、家庭や職場を伸び伸びとした雰囲気にできるかの分かれ目になるのです。
この章句が説くこと
心理的安全性組織文化リーダーシップダイバーシティ謙虚さ
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