論語 / 里仁篇
子曰、人之過也、各於其黨。觀過、斯知仁矣。
新字:子曰、人之過也、各於其党。観過、斯知仁矣。
書き下し
子曰く、「人の過ちや、各々其の党に於てす。過ちを観て、斯(ここ)に仁を知る。」
現代語訳
失敗には“色”が出る。誰に染まっているかが問われる。
解説
人が犯す過ちには、それぞれその人が普段どんな仲間や環境に身を置いているかがにじみ出る、と孔子は言います。だからこそ、その人の過ちの中身をよく見れば、その人がどれほどの思いやりを持っているかが分かる、というのです。誰かが過ちを犯したとき、それをその人一人だけの責任として片づけてしまうのは簡単ですが、実はその過ちの裏には、その人が属する家庭や職場、友人関係の雰囲気が映り込んでいることがよくあります。子どものけんかの仕方に親のふだんの接し方が表れたり、職場での不注意の仕方にその部署の空気が表れたりするのも同じことです。目の前の過ちだけを咎めるのではなく、その過ちがどんな環境から生まれたのかまで目を向けることで、本当の意味での改善につながる手がかりが見えてきます。
この章句が説くこと
組織風土企業文化根本原因分析(RCA)問題解決組織改革
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