古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

李衛公問対 / 卷中

『以近待遠,以佚待勞,以飽待飢』

新字:『以近待遠,以佚待労,以飽待飢』

書き下し

『近きを以て遠きを待ち、佚を以て労を待ち、飽を以て飢を待つ』

現代語訳

「近くにいる有利さで遠くから来る相手を迎え、休養の充実で疲労した相手を迎え、満腹の余裕で飢えた相手を迎える」

解説

『孫子』に由来するこの言葉を、李靖は基本戦術の要として引く。距離・体力・食糧という三つの相対的な優位を保ったまま相手を待つという発想である。仕事でも、遠方から駆けつけて疲れている相手や、準備不足のまま臨む場面では、地の利や余力を持つ側が有利になりやすい。自分から無理に動いて消耗するより、整った状態で相手を迎える体勢を作れているかどうかが、勝負の分かれ目になることは少なくない。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

優位余力待機

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る