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孔子家語 / 曲禮子貢問

魯人有朝祥而暮歌者,子路笑之。孔子曰:「由,爾責於人終無已,夫三年之喪,亦以久矣。」子路出。孔子曰:「又多乎哉?踰月則其善也。」

書き下し

魯人に朝に祥して暮に歌う者有り、子路之を笑う。孔子曰く、「由よ、爾人を責むること終に已む無し、夫れ三年の喪も、亦た以て久し」と。子路出づ。孔子曰く、「又多からんや、月を踰ゆれば則ち其れ善からん」と。

現代語訳

魯の国のある人が、朝に大祥(三年の喪明けの祭祀)を終えると、夕方にはもう歌を歌った。子路はこれを見て笑った。孔子は言った。「由(子路)よ、お前は人を責めることをいつまでも止めないな。そもそも三年の喪というのも、すでに十分に長いのだ。」子路が退出すると、孔子は改めて言った。「もう少し待てばよかったものを。せめて一月ほど過ぎてから歌えばよかったのだがな。」

解説

三年の喪をようやく終えた人が、その日のうちにもう歌を歌ったことを子路は軽率だと笑いました。孔子はまず子路の厳しすぎる人への非難癖をたしなめ、三年という喪の期間自体がすでに十分に長く、喪明けを心待ちにする気持ちも理解できると擁護しています。しかしその一方で、子路が去った後には「もう少し待てばなおよかった」とも漏らしており、他人の前では寛容に、内心では望ましい姿を静かに認識するという、孔子の複眼的でバランスの取れた評価の仕方が読み取れます。

この章句が説くこと

三年の喪大祥子路人を責める心

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