鬼谷子 / 中経
是以見形爲容、象體爲貌、聞聲知音、解仇鬬㕁、綴去却語、攝心守義。《夲經》紀事者、紀道數、其變要在《持樞》、《中經》。
新字:是以見形為容、象体為貌、聞声知音、解仇闘㕁、綴去却語、摂心守義。《本経》紀事者、紀道数、其変要在《持枢》、《中経》。
書き下し
是を以て形を見て容と爲し、體に象りて貌と爲し、聲を聞きて音を知り、仇を解き㕁を鬬わしめ、去るを綴り語を却け、心を攝し義を守る。夲經の事を紀す者は、道數を紀す。其の變の要は持樞・中經に在り。
現代語訳
だから、形を見てそのかたちとし、体にかたどってその姿とし、声を聞いて音を知り、仇を解き隙を争わせ、去る者をつなぎとめ言葉を退け、心を摂め義を守る。本経が事を記すのは、道の数を記すためである。その変化のかなめは、持枢と中経にある。
解説
中経で扱う七つの技法が、ここで一覧されます。形を見る、体にかたどる、声を聞いて音を知る、仇を解き隙を争わせる、去る者をつなぐ、言葉を退ける、心を摂めて義を守る。以下、一つずつ説明されていきます。目次にあたる短い段です。注目したいのは最後の「守義」で、六つの技法のあとに義を守ることが置かれている。技法の列に、義が同列で入っている構成です。この書の落ち着き先が、最後の段で示されます。
この章句が説くこと
見形為容聞声知音綴去却語摂心守義技法一覧
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