論語 / 述而篇
子曰:默而識之,學而不厭,誨人不倦,何有於我哉。
新字:子曰:黙而識之,学而不厭,誨人不倦,何有於我哉。
書き下し
子曰わく、黙してこれを識り、学びて厭わず、人を誨えて倦まず、我に何か有らんや。
現代語訳
黙って観察し、学び続け、教え続ける。孔子が理想とした姿勢。
解説
静かに物事を観察して心に留め、学ぶことに飽きることなく、人に教えることを面倒がらない。孔子は、これくらいのことなら自分にも難しくない、と控えめに語りました。実際にはこの三つを続けることこそ、簡単なようでいて一番難しいものです。日々の暮らしの中で、じっくり物事を見て学び取り、それを子どもや後輩に惜しみなく伝える。家庭であれば、親が子育てを通して学んだことを、また子や孫に伝えていく。学び続ける姿勢と、教え続ける姿勢は、どちらか一方だけでは長続きしません。静かに学び、飽きずに続け、人に教えることを厭わない。この三つを地道に回し続けることこそが、人を長く成長させる力になります。
この章句が説くこと
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