管子 / 水地
是以水之精,麤濁蹇,能存而不能亡者,生人與玉。伏闇能存而能亡者,蓍與龍。或世見,或不見者,蟡與慶忌。故人皆服之,而管子則之;人皆有之,而管子以之。
新字:是以水之精,麤濁蹇,能存而不能亡者,生人与玉。伏闇能存而能亡者,蓍与竜。或世見,或不見者,蟡与慶忌。故人皆服之,而管子則之;人皆有之,而管子以之。
書き下し
是を以て水の精、麤濁蹇にして、能く存して亡ぶ能わざる者は、人と玉とを生ず。伏し闇くして能く存し能く亡ぶる者は、蓍と龍となり。或いは世に見れ、或いは見れざる者は、蟡と慶忌となり。故に人皆な之を服して、管子は之に則る。人皆な之を有して、管子は之を以てす。
現代語訳
だから水の精のうち、粗く濁って固まり、あることはできてもなくなることはできないものが、人と玉を生む。隠れて暗いところにいて、あることもなくなることもできるものが、蓍と龍である。世に現れることも現れないこともあるものが、蟡と慶忌である。だから人はみなそれを身につけているが、管子はそれを手本とする。人はみなそれを持っているが、管子はそれを用いる。
解説
水地篇の要約にあたる短い段です。人と玉、蓍と龍、蟡と慶忌。三つの組が、あることとなくなることの組み合わせで並べ直されました。締めの二行が効きます。人はみな身につけているのに、管子はそれを手本とする。人はみな持っているのに、管子はそれを用いる。持っていることと使えることは別だ、と。持っていることと、使えることは別だという締めになっています。
この章句が説くこと
水の精麤濁蹇にして能く存して亡ぶ能わざる者は人と玉とを生ず伏し闇くして能く存し能く亡ぶる者は蓍と竜となり人皆な之を服して管子は之に則る人皆な之を有して管子は之を以てす水分類
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