韓非子 / 存韓第二
夫韓不服秦之義、而服於強也。
書き下し
夫れ韓は秦の義に服せずして、強きに服するなり。
現代語訳
そもそも韓は、秦の理念や正義(義)に従っているのではなく、ただ(秦の)強さに従っているだけです。
解説
「そもそも韓は、秦の掲げる正しさに従っているのではなく、ただ秦の強さに従っているだけである」という一節です。周りの人が自分に従い、力を貸してくれている理由をきちんと見極めることは大切です。その人たちは、自分の考えや志に本当に共感してくれているのでしょうか。それとも、単に今の給料の高さや、勢いのある間だけ付き従っているに過ぎないのでしょうか。後者であれば、もっと条件の良い相手が現れた途端、あっさり離れていくでしょう。会社の仲間でも、地域の集まりでも、力ずくや条件だけでつなぎ止めている関係は長続きしません。相手の心からの納得を得ているかどうかを、常に問い直す必要があるのです。
この章句が説くこと
理念経営エンゲージメント日和見主義ロイヤリティビジョン求心力
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