顔氏家訓 / 雜藝
醫方之事、取妙極難、不勸汝曹以自命也。微解藥性、小小和合、居家得以救急、亦為勝事、皇甫謐、殷仲堪則其人也。
新字:医方之事、取妙極難、不勧汝曹以自命也。微解薬性、小小和合、居家得以救急、亦為勝事、皇甫謐、殷仲堪則其人也。
書き下し
医方の事は、妙を取ること極めて難し。汝曹に勧めて以て自ら命ぜしめず。微しく薬性を解し、小小に和合すれば、家に居りて以て急を救うを得。亦た勝事と為す。皇甫謐・殷仲堪は則ち其の人なり。
現代語訳
医術のことは、その妙を極めるのが非常に難しい。お前たちにそれを看板とすることは勧めない。少しばかり薬の性質を理解し、簡単な調合ができれば、家にいて急場を救うことができる。それも結構なことである。皇甫謐や殷仲堪がその人である。
解説
医術についても同じ型ですが、身につける水準がより具体的です。「微しく薬性を解し、小小に和合すれば、家に居りて以て急を救うを得」——薬の性質を少し理解し、簡単な調合ができれば、家族の急場は救える。極めなくても、その水準で十分に役立つ。技能の習得目標を「極める」ではなく「困ったときに自分で対処できる」に置いています。多くの学びは、この水準で止めるのが合理的です。専門家に頼めることは頼み、頼めない場面で最低限自分でできる。その線を最初に決めておくと、投じる時間が決まります。
この章句が説くこと
医方の事は妙を取ること極めて難し微しく薬性を解す家に居りて急を救うを得水準の設定標準化
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