淮南子 / 泰族訓
人莫不知學之有益於己也,然而不能者,嬉戲害人也。人皆多以無用害有用,故智不博而日不足,以鑿觀池之力耕,則田野必辟矣;以積土山之高修堤防,則水用必足矣;以食狗馬鴻雁之費養士,則名譽必榮矣;以弋獵博弈之日誦《詩》讀《書》,聞識必博矣。故不學之與學也,猶喑、聾之比於人也。
新字:人莫不知学之有益於己也,然而不能者,嬉戯害人也。人皆多以無用害有用,故智不博而日不足,以鑿観池之力耕,則田野必辟矣;以積土山之高修堤防,則水用必足矣;以食狗馬鴻雁之費養士,則名誉必栄矣;以弋猟博弈之日誦《詩》読《書》,聞識必博矣。故不学之与学也,猶喑、聾之比於人也。
書き下し
人 學の己に益有るを知らざる莫きなり。然れども能わざる者は、嬉戲 人を害すればなり。人は皆な多く無用を以て有用を害す。故に智 博からずして日 足らず。觀池を鑿つの力を以て耕さば、則ち田野 必ず辟けん。土山を積むの高きを以て堤防を修めば、則ち水用 必ず足らん。狗馬鴻雁を食わすの費を以て士を養わば、則ち名譽 必ず榮えん。弋獵博弈の日を以て詩を誦し書を讀まば、聞識 必ず博からん。故に學ばざると學ぶとは、猶お喑・聾の人に比するがごときなり。
現代語訳
学が自分の益になることを知らない者はいない。それでもできないのは、遊び戯れが人を損なうからである。人はたいてい、無用のもので有用のものを損なっている。だから知恵は広がらず、日が足りなくなる。観賞用の池を掘る力で耕せば、田畑は必ず開ける。築山を積む高さで堤防を修めれば、水は必ず足りる。犬や馬や雁を養う費用で士を養えば、名誉は必ず栄える。狩りや博打に使う日で詩を誦し書を読めば、見聞は必ず広くなる。学ばないのと学ぶのとの違いは、口のきけない耳の聞こえない者を、そうでない人と比べるようなものである。
解説
「人は皆な多く無用を以て有用を害す」。時間がないのではなく、別のことに使っている。四つの言い換えが具体的です。池を掘る力、築山を積む労力、犬馬を養う費用、狩りと博打の日数。どれも本当にないものではなく、すでに使っているものでした。
この章句が説くこと
人学の己に益有るを知らざる莫きなり然れども能わざる者は嬉戯人を害すればなり人は皆な多く無用を以て有用を害す故に智博からずして日足らず観池を鑿つの力を以て耕さば則ち田野必ず辟けん狗馬鴻雁を食わすの費を以て士を養わば則ち名誉必ず栄えん弋猟博弈の日を以て詩を誦し書を読まば聞識必ず博からん時間
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