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長短経 / 定名

見本而知末、執一而應萬、謂之術。〔又曰、擅殺生之柄、通壅塞之塗、權輕重之數、論得失之道、使逺近情偽必見乎上、謂之術。〕

新字:見本而知末、執一而応万、謂之術。〔又曰、擅殺生之柄、通壅塞之塗、権軽重之数、論得失之道、使遠近情偽必見乎上、謂之術。〕

書き下し

本を見て末を知り、一を執りて万に応ず、之を術と謂う。〔又た曰く、殺生の柄を擅にし、壅塞の塗を通じ、軽重の数を権り、得失の道を論じ、遠近の情偽をして必ず上に見わしむ、之を術と謂う。〕

現代語訳

根本を見て末端を知り、一つを押さえて万のことに応じる、これを術という。〔また言う。生殺の権を握り、塞がった道を通じさせ、軽重の度合いをはかり、得失の道を論じ、遠くの者も近くの者も、その本当と偽りが必ず上に見えるようにする、これを術という。〕

解説

術の定義は、根本を見て末端を知り、一つの要を押さえて万のことに応じることです。注の定義はより実務的で、権限を握り、情報の詰まりを通し、物事の重さを量り、遠くの者の実情も上に見えるようにすることだという。術とは小手先の技ではなく、組織全体の要所を押さえ、情報が上まで正しく届く仕組みを持つことなのです。末端を一つずつ追いかけるのではなく、根本を押さえることで全体に応じるのです。
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この章句が説くこと

定名術要所情報統治根本

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