呻吟語 / 内篇・應務・量は六合の隘きを嫌ふ
量嫌六合隘,身負五岳輕。
新字:量嫌六合隘,身負五岳軽。
書き下し
量は六合の隘きを嫌ひ、身は五岳を負ふも輕し。
現代語訳
度量は天地四方でさえ狭いと嫌い、身は五つの霊山を背負っても軽いと思う。
解説
度量と力を、それぞれ極端な尺度で測ります。天地四方が狭いと感じる度量、五岳を背負っても軽いと感じる力。前の段の、地を背負い天を包むという対句と同じ系列にあります。応務篇の終わり近くに置かれた短い詩句で、志の大きさを一気に示す働きを持っています。実際の能力ではなく、構えの大きさを語った一段です。実際の能力ではなく、構えの大きさを語った一段です。
この章句が説くこと
度量力六合五岳志
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