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呻吟語 / 内篇・應務・一葉の滄海に泛ぶが如し

聖賢之量空闊,事到胸中如一葉之泛滄海。

書き下し

聖賢の量は空闊なり。事の胸中に到るは一葉の滄海に泛ぶが如し。

現代語訳

聖賢の度量は広々としています。事が胸の中に来るのは、一枚の葉が大海に浮かぶようなものです。

解説

度量の大きさを、大海に浮かぶ一枚の葉という像で示します。同じ事でも、受け止める側が広ければ小さく見える。悩みの大きさは、事の側ではなく器の側で決まるということです。二十字足らずですが、絵として鮮明なので忘れにくい。前に出てきた、心を大きくして天下の物を容れよという段の、結果の姿にあたる一段です。悩みの大きさは、事ではなく器の側で決まるのです。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

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この章句が説くこと

度量大海一葉悩み器

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